●カラカラに乾燥した砂漠に生息する植物の逞しさ!
(アメリカ・アンザボレゴ州立砂漠公園内のリトリートの夕暮れ)
アメリカで
左胸にしこりが見つかり、
ガンの疑いがあったので
細胞検査をしました。
アメリカの細胞検査は、
冷たい穴の開いた鉄板に
裸でうつぶせになり
その穴から乳房を垂らし、
下から医師が
カッターのようなメスで
患部を丸くくりぬきます。
なんとも
恐ろしい検査です。。
通常
1回で済むところを
4回も行い
検査ではなく
手術になってしまいました。
麻酔が切れかかり
猛烈な痛みで
ふらふらになっていたので
そのときは
わからなかったのですが
傷口にべったりと
塗りこまれたのが
ステロイド剤であることが
わかりました。
翌日
左胸は水泡ができ
赤く腫れ上がりました。
痛くて痒くて
熱をもち
大変なことになりました。
しばらくは胸に
アイスペットを挟みこんで
冷やす必要があったくらい。
どうにも
ステロイド剤が
合わないのだと理解し
未精製の
オーガニックホホバオイルに
ティーツリーオイルを混ぜ
傷口に塗ってみました。
最初
カーッと熱くなり
とても痛かったのですが
それでも
お湯でぬぐっては
オイルを塗り
ぬぐってはオイルを塗り。
繰り返すうちに
あるときを堺に
不思議なほど
緩和していったのです。
腫れも
赤みも全て消え
元の皮膚になりました。
その癒されていく
ゆっくりと
緩和していくリズムが
非常に
心地よかったのです。
ホホバオイルは
人工心臓の潤滑油
として使用されています。
酸化し難い
品質が安定しているオイル、
といわれています。
人の肌の主成分である
「ワックスエステル」を
豊富に含み、
肌の再生力に優れている、
ともいわれています。
ステロイド常用者の中には
ホホバオイルが苦手・・
という方も
いらっしゃいます。
いつも
ステロイドを塗っている部分に
ホホバオイルを塗ると
肌がびっくりして
赤くなったり。
・・そういうことって
あるんですね。
ワタシの中では
ステロイドはいや
そんな気持ちがあったので、
相性がよくなかった
というのも
症状悪化の原因なのかも。。
なぜ
いやと思っていたかというと
即効剤としては効果的
でも
少しやめると
・・
肌の様子が激変し
以前よりも
乾燥がひどくなり
色素沈着もひどくなる
という
数人の実例を
目の当たりにしたからです。
やっぱり
ステロイドより自然素材が
いい
そう思い込んでいたのですが
15年ほどが経ち
ひどい皮膚疾患の際
弱い
ステロイド剤を処方されました。
医師に以前の経験を
話し
ステロイド剤に対しトラウマがある
そう言うと
薬の進化と
使い方、役割など
説明をしてもらい
使う事になりました。
今回は
なんとも
よい仕事をしてくれました。
なるほど
・・
適材適所
それからは
『メディカルアロマ』と併用
というカタチで
時々襲われる
痛み、痒み、腫れなどと
共存しています。
すぐにステロイド剤
ではなく
まず
予防のために
自然素材でバリアをつくり
それでも
危険信号を感じると
ステロイド剤を使用します。
進化する医療との共存で
自然素材が
より活かされる。
そして
じぶん自身がここちいい。
特に
未精製の
オーガニックホホバオイルは
必需品です。
さすが
アメリカの先住民が
「金の油」と呼び
大切にしている油だけあって
時に
傷を癒し
乾燥肌へ浸透していく
使い心地、しっとり感は
心に響きます。
年齢を重ねると
さらに
乾燥しやすくなります。
ホホバオイル入り手作り石鹸を
よく泡立てて洗い
お風呂上りにホホバオイルを
塗り
化粧水にもホホバオイルを混ぜ
お手入れをします。
シミ、シワ、たるみ
年齢には抗う事はできませんが
ホホバオイル
+
『メディカルアロマ』
の使用が生活の真ん中にあり
メンタルをたもつ
手助けをしてくれている。
そんな実感があります。
年々増える
小さな不調とのおつきあい
心地よく
香りよく
やわらげることができると
いいですよね。